格安フランスツアーやフランス行き航空券の電子メールでのご相談は 東京 : info@fivestar-club.co.jp 大阪 : osa@fivestar-club.co.jp まで。

パリを旅行すると、イルド・フランスという言葉をよく耳にする。パリ以外の地で、良く手入れされた自然の豊かさがその地域にはある。パリから100キロ圏内にいくつもの見所がある、また、ルイ14世に代表されるブルボン王朝の痕跡がこの地域に集中していることで有名だ。ヴェルサイユ宮殿・今回旅したフォンテーヌブロー・聖母マリアの衣が安置されたノートルダム大聖堂があるシャルトル・街道沿いにいくつもの古城のあるロワール・神秘的な岩山にそびえ立つ修道院が魅力的なモンサンミッシェルなど、どれを観光するか選ぶのにひと苦労だ。
最初、マドリッドからパリに着いてそのまま大阪に戻る予定をたてていた。手配していたチケットをもらうとパリ到着がトーマスクックでは、8:27分なのに11:56分になっている。聞くと冬時間とのことだ。パリのシャルル・ドゴール空港に、14:30分には、飛行機が出発してしまう。当然、間に合わないだろうと思いパリで一泊することにした。
どうせなら田舎町に行ってみたく、今回私が選んだ街は、パリ市内から列車で約40分と近いフォンテーヌブローである。
広大な森に囲まれたフォンテーヌブロー宮殿、中世から歴代の王が次々と増改築に取り組んだだけにその建物は、さまざまな建築様式から成りそれぞれ違った内装が施されている。緑豊かなこの地は、かつて王族の狩猟場であったらしく、泊まるためだけの小さな家にすぎなかった。そこを当時、北イタリアを征服したフランソワ1世がイタリアの建築家たちを招き華麗なルネッサンス様式の宮殿に建て変えたのが始まりである。
当時の繁栄極まる宮殿を感じさせるのが庭園にあるのではないだろうか。泉にかこまれた水面からは逆さになった宮殿が映し出され、森の中に佇む美しい光景が今も頭の片隅にはっきりと残っている。
赤崎 新一 (2004年12月 )